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2005年 12月 23日
時差のせいか、早々に目覚めてしまったので、朝の散歩です。
今回プラハで宿泊のホテル・モーヴェンピックの住所が MOZARTOVAという地名であることが、とても気になっていました。 そう、モーツァルト! 聞いてみましたら、やはりすぐ近くにありました。 モーツァルトがプラハ滞在中に住んだ、ベルトラムカ山荘! ここで、「ドン・ジョヴァンニ」が書き上げられたのです。 時間的に内部を見ることは無理だったのですが(残念!) 外観だけ見て廻りました。市街地外れの高台であり、 モーツァルトが生きた時代も静かな土地だったであろうことが伺えました。 プラハは、ウィーンで成功しなかったモーツァルトを暖かく受入れた街。 そんなプラハの観光に、いざ出発です。(長い前置きでした) * * * 【プラハ城】 まずはフラッチャニー地区から、プラハ城。 門を入り進むと、大統領官邸がある中庭があります。プラハの春のソ連軍による軍事介入では、ここも占領されたところです。 ハヴェル氏の後、現在はクラウス大統領。 さらに奥に進むと、聖ヴィート大聖堂。見上げた瞬間、鳥肌が立ちました。 聖書に基づく様々なステンドグラスが美しい、立派な聖堂です。 入って左から3つめ、ありました!ミュシャ作のステンドグラス。 ※ 大聖堂内の 写真は、 有料で 許可を受け ノンフラッシュ にて撮影。 ひときわ目を引く鮮やかではっきりとした色調のステンドグラス。 ビザンティン時代、モラヴィアの地に宣教した 聖キュリロスと聖メトディオス兄弟を描いていました。 この二人、キリル文字の原型を作った人でもあるのだそう。 数多いキリスト教の聖人の中でも、スラブに縁の深い存在なのですね。 (というのは、事前学習による・・・) その後、黄金の小道を通り、城外、市内へ。途中、市内を一望! まさに、「百塔の街」という言葉を体感しました。本当の塔の数は、100どころではないらしいのですが。 あまりの美しさに呆然。 【カレル橋】 お決まりのようにプラハ城を見上げて感動したり、 聖ネポムツキーに触って幸運を祈ったり、大道芸人に見入ったり。 カレル橋は、実はとても数学・天文学的に作られた建造物。 定礎は、奇数列の1357年9月7日5時31分だったといいます。 また、ラテン語で「覚えておきなさい、私に触れると、汝は滅びるであろう」 という意味の、円形右からも左からも同じ文字列の言葉が記してあって、 橋を守っているのだと、文献に書いてありました。 残念ながらどこにあるのかは分かりませんでしたが。 そんなカレル橋とプラハ城を見上げて。 その後、歩いて旧市街広場へ。 数々の民衆蜂起や、処刑場となった場所。 そして、ヤン・フスの像がある場所でもあります・・・ が、現在ではスリが多発する場所でもあり、 同じツアーに参加した方で、この付近で被害にあった方もいらしたよう。 スリのプラハなんて、腐敗を批判して殉教したフスが泣きます!笑 というわけで、いったん休憩。
by mitsukoviola
| 2005-12-23 01:32
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