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2006年 01月 02日
年越して旅行記の続きです・・・
昼食後はペスト地区の散策。こちらは地下鉄をがんがん利用。 地元のガイドさんに、「マジャール語で、ワンデーパスって書いて下さい!」 とお願いしておき、窓口でそれを見せて購入する、という古典的な方法を。 乗換え口が分からなくてさらに言葉も意味不明、なんてこともありましたが、まあそれほど大事はなかったです。 【中央市場】 まずは、オシャレなお店の並ぶバーツィ通りを通り抜け、母のたっての希望である、中央市場内をしばし散策。 とても広い建物の中の1階は食料品、2階は雑貨や衣料。ハンガリー料理に欠かせない、パプリカがた~くさんありました! 【聖イシュトバーン大聖堂】 さてここから地下鉄を乗り継ぎ、聖イシュトバーン大聖堂へ。 この間、地下鉄の乗換えでうろうろしている私達を見て「切符を見せろ」と 地下鉄係員。もちろんちゃんと持ってるから大丈夫。なければ罰金。 でも、地元の人には検札をせず、観光客だけチェックする辺り、 ハンガリー人も意地が悪い・・・ 聖イシュトバーン大聖堂はイシュトバーンの名を冠した、立派な聖堂。 土曜日午後はクローズだったので、外観だけ見て廻りましたが、 本当に素晴しい建築です。 横浜の本町通りになんとなく似た雰囲気の(笑)大通りです。 微妙に会社なんぞ思い浮かべてみたりして・・・Nem! ここに沿って、オペラ座、リスト記念館など、訪れたいところが並びます。 【リスト・フィレンツェ記念館】 オペラ座に入ったところ、見学ツアーの時間が3時と4時だということで、まずは地下鉄に乗りリスト・フィレンツェ記念館へ。 フランツ・リスト、地元ではリスト・フィレンツェ。マジャール語は、日本語と同じ姓→名の順番です。なんだか親近感! 記念館は、見過ごしそうな地味で小さな入口になっていました。私たち以外は人もおらず、本当に入って平気かな?とドアを開けたら、管理人らしきおじさんが「Museum? Upstairs!」と。普通の建物の一角でした。 ここは、リストが本当に住んでいた場所。大通り沿いにも関わらず、静かで落ち着いた佇まいです。 小柄な人だったんだろうなと感じた小さなベッドやリストの手の像。見た感じそれほど大きくはなかったけど、これは実物大なのか・・・。他にも手の像はいくつかあり、よく分からず。 リストの手の大きさについては諸説あるようですが、この像を見る限り、あの難しい曲を弾きそうには見えなかった。リストが弾いたピアノが何台か展示してあり、これはベートーベンの遺品の中からリストに送られたピアノのようでした。 私自身はピアノを弾きませんが、大作曲家が確かにここにいた、という 実感は、自分にとっても大きな感動でした。 ※写真は有料にて許可を受け撮影したもの。 この近くには、コダーイの記念館もあるのですが、どうしても見つからず 諦めて、彼の名を冠した駅から地下鉄に乗ってオペラ座へ向かいました。 (あとから調べたら、これまた分かりづらい入口の建物だったよう) 【ハンガリー国立歌劇場】 ハンガリー国立歌劇場・内部見学ツアー。もちろん日本語はなく、 ドイツ語やイタリア語よりはましだろう、と、英語のツアーに参加。 マーラーも音楽監督を務めた、由緒あるオペラ座です。 ※内部は撮影禁止のため、写真はありません。 舞台には、一目で今日はマダム・バタフライだ!と分かる、立派なセットが 組んでありました。席数は1300ほどだそうで、小さめの劇場ですが 後に訪れる、ウィーンのオペラ座よりも古めかしく煌びやかな印象でした。 ホワイエには、リストやエルケル、コダーイ、バルトークといった、 ハンガリーの大作曲家の像が多く置いてあり、 また、オペラのヒロインを描いた絵が多く掛けられている部屋も。 ガイドの女の子との「あれは何のオペラだと思う?」「アイーダ!」 「あれは?」「マダム・バタフライ!」といったやりとりもあり、楽しめました。 (さすがに、「サロメ」はちょっと分かりづらかった・・・) エルケルという作曲家については初めて知りましたが、ハンガリーでは リストと並んで有名な作曲家のようです。彼が書いたBank banという オペラの名前をガイドツアー中何度か耳にし、帰ってきて調べましたら、 (恥ずかしながら英語がよく理解できなかったので・・・) ハンガリーの国民的行事の際に多く上演されてきた演目だとか。 オケで演奏して以来、それまで苦手だったバルトークにも 興味があったのですが、こちらの記念館は市内のかなり外れだそうで、 今回は断念。いずれ、ハンガリーとルーマニアを訪れる旅をしてみたい! オペラ座を出ると外は暗く、アンドラーシ通りには美しいイルミネーション。 しかし、ブダペストの夜はまだ続く・・・
by mitsukoviola
| 2006-01-02 22:20
| 旅日記
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